2018年度のニューズレターです。
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『フランス語学研究』第53号特集論文募集:テーマ「フランス語の多様性」
木曜日, 1月 4th, 2018日本フランス語学会では、「フランス語の多様性」を2018年度の年間テーマとします。それに合わせて『フランス語学研究』第53号(2019年6月刊行予定)では、本テーマの特集論文を募集します。フランス語と言っても、地理的変異や社会的変異などさまざまな変異があり、一様ではありません。このようなフランス語の多様なあり方に光を当てる優れた論文が投稿されることを期待しています。原稿提出締切は2018年11月末日必着で、投稿方法は従来通りですが、投稿の際に「表紙ファイル」で「形式」を「特集論文」としてください。なお、それ以外のテーマの論文も従来通り募集していますので、こちらも奮ってご投稿ください。
投稿規定や執筆要項は、学会ホームページ(https://www.sjlf.org)をご参照ください。
日本フランス語学会編集委員会
年間テーマについて
木曜日, 1月 4th, 2018日本フランス語学会員の皆様に、編集委員会からお知らせがあります。
編集委員会では、昨年度より、昨今の人文系の学問を取り巻く厳しい環境の中で、どのようにして本学会の活動を維持し、活性化するかを考えてきました。そして、このためには学会誌の内容を多様化し、より多くの研究者が投稿でき、より多くの研究者にとって有用な情報を提供できるようにすることが必要と考え、その方策として、多くの学会員の方に興味を持っていただけるような、学会の年間テーマを掲げることにしました。
2018年度のテーマは、「フランス語の多様性」です。
今後、2018年7月に、昨年度に引き続きこのテーマに関連した談話会を開催し、2019年6月刊行予定の学会誌『フランス語学研究』第53号において、「フランス語の多様性」というテーマで特集を組むこともあわせて決定しました。もちろん、それ以外のテーマの論文も従来どおり募集します。詳しくは、「特集論文募集のお知らせ」をご参照ください。
これを機に、これまで以上の学会員の皆様に、例会、談話会、シンポジウムを初めとする学会の活動に足を運んでいただき、学会誌に投稿いただくようお願いいたします。
また、ご意見をお持ちの方は、編集委員会もしくはお知り合いの編集委員までお伝えください。
日本フランス語学会編集委員会
金曜日, 10月 20th, 2017
この度、フランス語学の通時的研究、及び、テキスト言語学の分野で著名なロレーヌ大学名誉教授のBernard Combettes 氏をお迎えして、フランス語学会の主催により講演会を行います。
日時: 2017年11月25日(土) 15:00~17:00
場所: 早稲田大学 39 号館 4 階第 4 会議室
使用言語: フランス語 通訳なし 参加自由
講演者:Bernard COMBETTES (ロレーヌ大学名誉教授)
演題:Un cas de grammaticalisation : l’évolution des marqueurs d’intensité en mots du discours
主催 日本フランス語学会
共催 科学研究費助成金(基盤研究 B 16H03442 代表 川口裕司)
科学研究費助成金(基盤研究 C 26370476 代表 秋廣尚恵)
皆様、お誘いあわせの上、奮ってご参加下さい。
『フランス語学研究』投稿規定改訂のお知らせ
水曜日, 9月 27th, 2017編集委員会から、会員の皆様にお知らせがあります。このたび編集委員会では、協議の結果、投稿規程を一部改訂しました。また従来は、改訂の通知はニューズレターで行っていたため、翌年の学会誌表紙見返しの「投稿規程」を変更した上で、改訂内容は翌年の投稿から有効、としていました。しかし今年6月の、Frenchlingのフランス語学会公式メーリングリスト化に伴い、周知を迅速にすることが可能となりましたので、今回の改訂は、今年秋に投稿される原稿から有効とすることもあわせて決定しました。
改訂の内容は、論文が共著の場合の扱いに関わるもので、第1条と第9条に括弧書きで加筆を行っています。
執筆を希望する方は参考になさってください。
『フランス語学研究』J-STAGE移行完了のお知らせ
火曜日, 9月 19th, 2017『フランス語学研究』のJ-STAGEへの以降が完了しました.現在,創刊号〜48号までが公開されておりますのでご活用ください.
日本フランス語学会の公式メーリング・リスト
火曜日, 6月 6th, 2017このたび、frenchling 管理グループと日本フランス語学会編集委員会との協議の結果、frenchling を日本フランス語学会の公式メーリング・リストとして位置づけることが決定いたしました。
今回の決定に伴いまして、今後は、日本フランス語学会の会員向けの案内等がfrenchling に配信されることとなります。
frenchlingに登録していない会員の方は、できるだけ登録していただくようお願いいたします。
登録するには、以下の項目をメールに書いて、管理グループアドレス g-frenchlingownersアットマークgooglegroups.com に送って下さい。
(1) 登録用アドレス
(2) 氏名
(3) 所属
(4) 登録を希望する理由(日本フランス語学会会員である場合には、その旨お書き頂ければ結構です)
Aude Grezka氏講演会
金曜日, 2月 10th, 2017パリ第13大学LDI(Lexiques, Dictionnaires, Informatique)研究所のAude Grezka氏による講演会が開催されますのでお知らせいたします。
Aude GREZKA氏 講演会
Aude Grezka : Ingénieur de Recherche CNRS,
Responsable de l’Équipe Lexiques de
Laboratoire Lexiques, Dictionnaires, Informatique (LDI),
Université Paris 13
日時:2017年3月8日(水),14:00~16:30
場所:早稲田大学文学学術院 (戸山キャンパス) 33号館16階第10会議室
発表タイトル: “Phraséologie et traduction : bases de données et applications”
発表内容:
(i) la méthodologie scientifique et la théorie ;
(ii) les problèmes rencontrés ;
(iii) les outils que nous développons au laboratoire
使用言語:フランス語(通訳なし)
主催:科学研究費助成金(若手B)「フランス語の知覚動詞に関する凝結表現の研究」(課題番号 16K16822)(代表 木島愛)
共催:日本フランス語学会 および 筑波大学総合言語科学ラボラトリー
問い合わせ先:木島愛
ai.kijima.hmmアットマークgmail.com
『フランス語学研究』50号別冊論文集『パロールの言語学』目次
水曜日, 6月 1st, 2016はしがき
論文:
談話マーカー « si vous voulez », « disons » について
―発話の言いかえに関する用法―
安齋 有紀
メトニミ,メタファにおける代置する概念と代置される概念の非弁別化
川島 浩一郎
凝結表現 n’avoir rien à voir に関する考察
木島 愛
複合名詞におけるコネクターとしての spécial に関する考察
古賀 健太郎
初級フランス語学習者における発話能力の特徴
―CEFR-Jに基づくタスク会話と自己評価の分析から―
杉山 香織
Analyse argumentative de l’ironie standard et de l’ironie non-standard
NISHIWAKI Saori
フランス語の使役構文における被使役者の表示:À vs Par
―実例に基づく検証―
藤村 逸子
前置付加形容詞 foutu とその情意的意味
山本 大地
En passant の文法化・語用論化について
渡邊 淳也
編者:大久保朝憲・川島浩一郎・酒井智宏・渡邊淳也