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2021年度 談話会「色彩とことば」

金曜日, 9月 17th, 2021

今年度の談話会では、「色彩とことば」をテーマに様々な言語、視点から

パネルトークを企画しています。皆さま奮ってご参加下さい。

日時:2021年 11月6日(土)15:00~18:00

形態:Zoom(参加申込は10月中にフレンチリングからご連絡)

プログラム:

【講演1】新谷真由先生(文京学院大学)

「悲観的な黒と青 ―フランス語と英語の間で―」

【講演2】西本希呼先生(京都大学)

「感性と言葉-色彩語彙と表現を中心に」

【講演3】中川裕先生(東京外国語大学)

「World Color Surveyとコイサン色彩語」

【ディスカッション】

世話人:

田原いずみ 須藤佳子 秋廣尚恵

『フランス語学研究』第56号特集論文募集:テーマ「フランス語の語用論」

月曜日, 6月 8th, 2020

日本フランス語学会の2021年度の年間テーマは、「フランス語の語用論」です。

それに合わせて『フランス語学研究』第56号 (2022年6月刊行予定) では、本テーマの特集論文を募集しています。

様々な視点からフランス語の語用論を論じることが可能であると思います。意欲的な論文が投稿されることをお待ちしています。

原稿提出締切は2021年11月末日必着で、投稿方法は従来通りですが、投稿の際に「表紙ファイル」で「形式」を「特集論文」としてください。

なお、それ以外のテーマの論文も従来通り募集していますので、そちらも奮ってご投稿ください。

投稿規定や執筆要項は、学会ホームページ (https://www.sjlf.org) をご参照ください。

日本フランス語学会編集委員会

2019年度 日本フランス語学会談話会のお知らせ

火曜日, 9月 10th, 2019
日時:11月9日(土) 13時〜16時 
場所:早稲田大学33号館6階第11会議室 (戸山キャンパス) 
テーマ:「コミュニケーション・表象・言語の進化」

企画・司会 守田貴弘
パネリスト: 
香田啓貴 (京都大学霊長類研究所) 
 「霊長類のコミュニケーションに見られる象徴性」

言語能力の中で,象徴性をともなう記号的な信号生成とその理解ができるかという点は,もっとも根幹的
な要素と考えられる.ヒト以外の動物,霊長類で,その能力がどの程度共有されているといえるのか,あ
るいは,根本的に欠落しているものなのかということを考察することが,言語能力の進化のなかで重要か
と考えられる.「ほぼ」無限の記号的な信号生成能力は,ヒトにしか確認できないものである一方で,特
定の発声や身振り自体が,特定の状況を参照する事例自体は,ヒト以外の動物でも存在していることも事
実である.その
ヒトとサルとの間を接続する過程や仮説,可能性について,これまでの研究事例を紹介しながら,議論で
きる話題を提供する.

狩野文浩 (京都大学高等研究院―野生動物研究センター熊本サンクチュアリ) 
 「類人猿の心の理論」

心の理論とは,自己および他者の心の状態を理解する能力のことで,ヒトのコミュニケーションおよび社
会行動全般において重要な役割を果たしている.ヒト以外の動物においてこの能力が認められるのか議論
となっている.ここでは,ヒトに進化的に最も近い動物である類人猿における,最新の視線課題を用いた
研究成果を紹介したい.これまでの研究から,類人猿は,他者の目的や自己の記憶,誤信念に基づき,他
者の行動を予測できること,また,自己の視点を他者の視点に投影できること,他者のコミュニケーショ
ン意図を理解することなどが明らかになった.

守田貴弘 (京都大学大学院人間・環境学研究科) 
 「言語はジェスチャーから進化したのか:日本語話者とフランス語話者の言語行動と非言語行動」

言語の起源を考えるとき,有力な説となっている1つはジェスチャー起源論である.本発表では,日本語話
者とフランス語話者におけるジェスチャーの共通性と言語レベルの相違を示すことにより,ジェスチャー
起源論をある程度支持しつつも,言語が今あるような姿になった瞬間に,言語は文化的に独自の進化を遂
げる道を進み始めたのであり,文化進化の研究が重要なのではないかという提案を行う.ヒトにはもちろ
ん心の理論があり,複雑な表象能力は等しく共有していると考えられるが,個別言語が成立した後の文化
固有の進化がある可能性について議論したい.

世話人:田原いずみ(明治学院大学)/秋廣尚恵(東京外国語大学)

 

日本フランス語学会2018年度談話会

水曜日, 7月 4th, 2018
台風のため、延期となりました談話会の日程が、
改めて以下のように決まりましたので、お知らせいたします。

テーマ:「フランス語の多様性ーその2、社会言語学的観点から」
今年度は社会言語学的な観点から「フランス語の多様性」のテーマを扱います。
様々なコミュニティの多言語使用、言語政策について専門家をお招きして
パネルトークを行います。皆さま奮ってご参加下さい。

日時:10月21日(日)10時 – 13時

場所:青山学院大学 総研ビル(14号館)9階第16会議室

パネリストとご講演のテーマ:
梶茂樹先生(京都産業大学)
「アフリカにおける多言語使用― コンゴ民主共和国とウガンダの例を中心に―」
レジュメ梶
矢頭典枝先生(神田外語大学)
「カナダ・ケベック州のフランス語と言語政策」
レジュメ矢頭
佐野直子先生(名古屋市立大学)
「<十全な話者>とは誰か~オクシタン語バイリンガル教育の挑戦~」
レジュメ佐野

プログラム:
10:00-10:05  パネリスト紹介
10:05-10:40 (ご講演1)佐野直子先生 
10:45-11:20 (ご講演2)矢頭典枝先生 
11:25-12:00 (ご講演3)梶茂樹先生
12:05‐12:20  休憩
12:20-13:00  質疑応答・ディスカッション

参加無料・申し込み不要・入退場自由
世話人:田原いずみ(明治学院大学)・秋廣尚恵(東京外国語大学)


 

2017年度談話会

月曜日, 6月 5th, 2017

「2017年度日本フランス語学会談話会」を以下の要領で開催致します。皆さま、お誘いあわせの上、奮ってご参加下さい。

 

(日時)  7月22日(土)15時~18時

(会場) 早稲田大学文学学術院(戸山キャンパス)33号館低層棟6階第11会議室

(テーマ) 「フランス語の多様性」

(パネラー)

川口裕司(東京外国語大学)「語彙的多様性と歴史的変遷 ―Eclaire と Pomme de terre ―」(発表要旨)

近藤野里(名古屋外国語大学)「南仏とケベックのフランス語変種における音声特徴」(発表要旨

Sylvain Detey (早稲田大学) Les variétés non natives du français : focus sur la prononciation(発表要旨)

 

(世話人)

田原いずみ(明治学院大学)

秋廣尚恵(東京外国語大学)