Archive for the ‘シンポジウム’ Category

2022年度シンポジウムのお知らせ

火曜日, 5月 3rd, 2022

日本フランス語学会2022年度シンポジウムを以下の要領で開催いたします。

日時:2022年 6月4日(土)10時~12時
会場:立教大学 池袋キャンパス  5 号館1 階 5125 教室

(※終了しました。参加者50名)

キャンパスまでのアクセスは以下のアドレスをご覧下さい。
https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/qo9edr00000001gl-att/img-campusmap_ike.pdf

https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/qo9edr00000001gl-att/img-accessmap_ike_new.pdf

形式:対面のみ (※新型コロナウイルスの感染再拡大などにより対面で実施できなくなった場合は、全面オンライン開催に切り替えます。そのような場合は改めてご案内させていただきます)
参加費:無料


テーマ:「バンヴェニストとディスクール論の展開―主体性・時間論・遂行文ー」

プログラム・パネリスト:

10時~10時30分:小野文(慶應義塾大学)「バンヴェニスト言語学における主体の現れーフロイト論文との関わりから」
10時30分~11時:阿部宏(東北大学)「疑似発話行為ークロノス的時間上の言語的時間」
11時~11時30分:川口順二(慶應義塾大学名誉教授)「遂行文の発話主体と時間ーアオリスト系発話への展開」
11時30分~12時:ディスカッション・質疑応答

司会・進行:芦野文武(慶應義塾大学)

発表のレジュメはこちらにあります。

【2点重要事項があります】

1. 日本フランス語フランス文学会の会員でない方で参加を希望される方は、お名前とご所属を5 月22 日(日)までに本大会実行委員会 (rikkyo2022sjllf@gmail.com) までメールでご連絡ください。 

2.入構に際して検問があるため、ご参加を希望される方は事前登録が必須です。5月29日(日)までに、以下のリンクから手続きをお願いいたします。https://forms.gle/v6zw91UbqM8R766k8

以上の注意点につきましては、日本フランス語フランス文学会のHPの案内でもご覧いただけます。http://www.sjllf.org/taikai/


お知らせは以上です。

日本フランス語学会シンポジウム企画委員一同

2021年度シンポジウムのお知らせ

金曜日, 4月 23rd, 2021

日本フランス語学会2021年度シンポジウムを以下の要領で開催いたします。
日程:2021年5月22日(土)10時~12時
様式:ウェブ会議システムZoomを使用したオンライン
参加費:無料
統一テーマ:公共空間における言語使用―日本語、フランス語、ドイツ語の公共サインを事例に

プログラム・パネリスト:
10時~10時30分:岩田一成(聖心女子大学)「日本の多言語サインを考える」
10時30分~11時:栗原唯(青山学院大学)「公共サインにおける読み手という主体–日仏比較–」
11時~11時30分:西嶋義憲(金沢大学)「公共サインを言語間比較に使う」
11時30分~12時:ディスカッション
進行:山本大地(福岡大学)

発表要旨は以下のリンクにあります:
https://fukuoka-u.box.com/s/tlsihkqpy2gui5kqr9nh5jbitgcmupvi

お知らせは以上です。

日本フランス語学会シンポジウム企画委員一同

2019年度シンポジウムのお知らせ

金曜日, 4月 26th, 2019

日本フランス語学会では、日本フランス語フランス文学会春季大会にあわせて毎年シンポジウムを開催しております。
今年も5月25日(土)に仏文学会と同じ会場でシンポジウムを開催することになりましたので、テーマおよび各パネリストの発表タイトルをお知らせいたします。
学会員以外の方のご参加も歓迎です。お誘い合わせの上、ご参加下さい。

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日本フランス語学会2019年度シンポジウム

テーマ:「ポルトガル語, スペイン語,フランス語の時制と叙法の対照・比較」
日時:2019年5月25日(土) 10:00-12:00
会場:成城大学 7号館3階731教室
キャンパスまでのアクセスは以下のアドレスをご覧下さい。
http://www.seijo.ac.jp/access/
http://www.seijo.ac.jp/about/map/
申し込み:不要(直接会場にお越し下さい)
参加費:無料

パネリスト:
ギボ・ルシーラ(上智大学)
山村ひろみ(九州大学)
渡邊淳也(東京大学)
司会:小熊和郎(西南学院大学)

プログラム:
10時~10時30分:ギボ・ルシーラ「ポルトガル語の未来と過去未来‐推量および伝聞マーカー」
10時30分~11時:山村ひろみ「スペイン語の未来と過去未来-その機能的異同について」
11時~11時30分:渡邊淳也「フランス語の単純未来形と条件法:叙法的対立とその源泉」
11時30分~12時:ディスカッション(パネリスト+フロア)

発表要旨は下記にあります:
https://www.sjlf.org/wp-content/uploads/2019/05/9e86900d755cf0aa40c105ca110d9a74-1.pdf

日本フランス語学会2018年度シンポジウム

火曜日, 5月 8th, 2018

テーマ:フランス語のヴァリエーション(Variations dans le français)

日時:2018年6月2日(土)10時00分〜12時00分

会場:獨協大学(草加)、西館2階W-205教室

申し込み:不要(どなたでも参加自由です。直接会場にお越し下さい)

参加費:無料

使用言語:フランス語、質疑応答は日本語可

パネリスト:

Sarah de Vogué(Université de Paris–Nanterre)

Gabriel Bergounioux(Université d’Orléans)

企画・司会:伊藤達也(名古屋外国語大学)

プログラム:

10時00分〜10時10分 : 伊藤達也「テーマの説明とパネリストの紹介」

10時10分〜10時40分:Sarah de Vogué 
« Les logiques de la variation : contre les modèles de la grammaticalisation, du figement ou de la normalisation »

10時40分〜10時50分:質疑応答

10時50分〜11時20分:Gabriel Bergounioux 
« Le français oral en variation : les enseignements de l’Enquête Sociolinguistique à Orléans »

11時20分〜11時30分:質疑応答

11時30分〜12時00分:ディスカッション

日本フランス語学会2017年度シンポジウム

火曜日, 5月 2nd, 2017

テーマ:
「総称文の対照言語学-英語・スペイン語・フランス語における総称-」

日時:2017年6月3日(土) 10:00-12:00
会場:東京大学駒場キャンパス 5号館 525教室
申し込み:不要(直接会場にお越し下さい)
参加費:無料

パネリスト:
岩部浩三(山口大学、英語学)
二宮哲(獨協大学、スペイン語学)
東郷雄二(京都大学名誉教授、フランス語学)
企画:武本雅嗣、司会:小田涼

プログラム:
10時〜10時30分:岩部浩三「総称文の多様性と認知能力の複合性仮説」
10時30分〜11時:二宮哲「総称文と談話条件」
11時〜11時30分:東郷雄二「総称の意味はどこから生まれるのか」
11時30分〜12時:質疑応答

日本フランス語学会2016年度シンポジウム

月曜日, 4月 4th, 2016

自然言語の歴史的変化と文法化
– 日英仏語の事例研究と数理的アプローチの批判的検討を通じて-

日時:2016年5月28日(土)10:00-12:00
会場:学習院大学目白キャンパス北1号館3階308 [※当初ご案内していた教室から変更されました。ご注意ください。]
※終了しました。(参加者52名)
多数のご参加をありがとうございました。

申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)
参加費: 無料

パネリスト:
川口 順二(慶應義塾大学名誉教授)
大橋 浩(九州大学)
橋本 敬(北陸先端科学技術大学)
Heiko Narrog  (東北大学)

日本フランス語学会2015年度シンポジウム

土曜日, 4月 11th, 2015

言語の進化とコミュニケーション

日時:2015年5月30日(土)10時〜12時
会場:明治学院大学白金キャンパス 2号館1階 2202
(※終了しました。参加者56名) 

申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)

参加費: 無料

※  日本フランス語学会の会員でない方の参加も自由です。
※  フランス語を学んだことがない方もどうぞご遠慮なくお越しください。

多数のご参加をお待ちいたしております。

パネリスト:

守田 貴弘(東洋大学)「言語進化におけるコミュニケーションをめぐって」
藤田 耕司(京都大学)「言語進化とコミュニケーション」
岡ノ谷 一夫(東京大学)「コミュニケーションが育む信号の複雑性」

企画・司会:守田 貴弘 (東洋大学)

お問い合わせ:
酒井 智宏 (運営担当/早稲田大学) t-sakai(a)waseda.jp  ※ (a)を@に置き換えてください。

ことばの通じない国に行ったとき,身振り手振りだけで十分に意思の疎通ができたと思えることがある.「ことばが分からなくても何とかなるもんだな」.そんな気がして,少し安心する経験だ.その一方で,恥を忍んで告白するなら,フランス語の専門家という肩書をなかったことにしたいくらい,よく知らない話題のニュースなどはほとんど聞きとれないこともある.スクリプトを目にすると,「え,こんな簡単な単語すら聞きとれなかったのか……」と,愕然とする経験である.意味が分かれば簡単に聞きとれるのになぁ…… (さらに…)

2014年度シンポジウムのご案内

火曜日, 4月 22nd, 2014

自由間接話法

―フランス文学、フランス語学、ドイツ語学の観点から―

日時:2014年5月24日(土)10:00-12:00
会場:お茶の水女子大学 共通講義棟1号館304
(キャンパスまでのアクセスはこちらをご覧下さい。)

申し込み:不要(直接会場にお越し下さい。)
参加費:無料

パネリスト:

赤羽研三(上智大学)「小説における自由間接話法」
阿部宏 (東北大学)「疑似主体現象としての自由間接話法」
三瓶裕文(一橋大学)「心的視点性と自由間接話法の機能について ― ドイツ語の場合」

企画・司会:平塚徹(京都産業大学)

各発表の要旨は以下をご覧下さい。

(さらに…)

2013年度シンポジウムのご案内

月曜日, 4月 1st, 2013

認知言語学の功罪

―「個別言語」と「言語」と「認知」のせめぎあい―

 ※終了しました。(参加者80名)

ご来場くださった皆様に御礼申し上げます。フロアとの議論の時間がとれなかったことにつきまして心よりお詫びいたします。議論の続きを別の機会に改めて行いたいと考えています。(酒井智宏、2013年6月1日追記)

日時: 2013年6月1日(土) 10:00-12:00
会場: 国際基督教大学 (ICU) 本館 304 教室
(キャンパスまでのアクセスはこちらをご覧ください。)

申し込み: 不要 (直接会場にお越しください。)
参加費: 無料

※  日本フランス語学会の会員でない方の参加も自由です。
※  フランス語を学んだことがない方もどうぞご遠慮なくお越しください。

多数のご参加をお待ちいたしております。

 

パネリスト:

西村 義樹 (東京大学)    「英語学」
守田 貴弘 (東洋大学)   「フランス語学」
河内 一博 (防衛大学校) 「シダーマ語学・クプサビニィ語学」、
ニューヨーク州立大学バッファロー校Ph.D
柚原 一郎 (首都大学東京)    理論言語学、シカゴ大学Ph.D

企画・提題・司会: 酒井 智宏 (跡見学園女子大学)

 

プログラム:
10:00-10:05  パネリストへの宿題  酒井 智宏

10:05-10:25 「英語学者」が認知言語学を研究するわけ  西村 義樹

10:25-10:45 「フランス語学者」が認知言語学を研究するわけ 守田 貴弘

10:45-11:05 「シダーマ語・クプサビニィ語学者」が認知言語学を研究するわけ
河内 一博

11:05-11:15  休憩

11:15-11:35  認知言語学(者)がこのままではいけないわけ  柚原 一郎

11:35-12:00  批判に応える / 批判に屈する / 応答を評価する

西村 義樹・守田 貴弘・河内 一博・柚原 一郎・酒井 智宏・フロア

 

– フランス語のこの言語現象には人間の認知が反映されているんだよ。

でも、英語にその現象はないですよね。ってことはフランス語を話す人と英語を話す人は認知が違うってことですか?

– ヒトとしての認知は同じだけど、顕在化する認知パターンが違うってこと。言語に現れる認知パターンを研究するのが言語学者の仕事なんだ。

そうか、認知パターンが違うから外国語を学ぶのがこんなに大変なんですね。いまドイツ語の複数形が覚えられなくて困っているのですが、きっとドイツ語を話す人にとっては、たとえば猫が複数集まる (eine Katze → Katzen) のと、鳥が複数集まる (ein Vogel → Vögel) のとでは、複数性の認知パターンが違うってことなんですね。英語だとどっちもsをつける (a cat → cats, a bird → birds) だけなので、英語を話す人はどっちの場合も同じ認知パターンだと思いますが。フランス語は複数形にしても名詞の発音が変わらないので、あ、でも冠詞は変わるから・・・まあいいや。シダーマ語の複数形を調べたら、シダーマ語を話している人たちの認知パターンが分かりますよね。言語を調べただけで認知パターンまで分かるなんて、すごいなあ。でも、猫が複数いるのと鳥が複数いるのとで、いったい何が違うんだろう。想像もできないや。

– そんな細かい形態変化にまで認知パターンが反映されているかとはかぎらないよ。

え? 認知言語学の授業で「形式が異なれば意味も異なる」って習いましたけど。じゃあ、先生が研究されている言語現象にだって、フランス語を話している人たちの認知パターンが反映されているとはかぎらないですよね。

–  人間の普遍的な認知というものがあって、それがある特定の形をとってフランス語の表現に現れているということなんだ。私はそういう表現を研究しているのさ。

その人間の普遍的な認知というのはどうやったら分かるんですか。まさかフランス語や英語やシダーマ語etc.の表現から共通部分を取り出して、なんて言わないでくださいよ。そうやって取り出された「認知」が言語に反映されているのは当たり前じゃないですか。本物のブーメラン遊びは楽しいかもしれませんけど。

– 認知科学や脳科学といった学問があるから、それらを勉強してみるといいよ。

じゃあ、フランス語なんか経由しないで、いきなりそれらの学問を研究したほうが簡単に認知パターンの可能性を調べられますよね。なんでわざわざ回り道するんですか。

– われわれはフランス語学者だから、フランス語そのものを見ないといけないんだ。

2012年度春季シンポジウム

土曜日, 5月 12th, 2012

日本フランス語学会シンポジウム

日時:6月2日(土)10時〜12時
会場:東京大学 本郷キャンパス 法文2号館2大教室

テーマ:「フランス語教育と電子辞書」

パネリスト:

  • 中畝(なかうね)繁先生(埼玉県立本庄高等学校)
    「どう導けば生徒は「辞書」を使える外国語学習者になれるのか?〜高校の英語授業の現場から〜」
  • 小山(こやま)敏子先生(大阪大谷大学)
    「実証データが語るもの —外国語学習における電子辞書—」
  • 湟野(ほりの)正満先生(京都産業大学)
    「フランス語の中級購読の新しい道」

司会:平塚徹(京都産業大学)

東京大学本郷キャンパスへのアクセスおよびキャンパスマップ